日帰りの包茎手術後は合併症に注意!

包茎手術後に起こることがある合併症の症状とは

近年は医療の進歩により、包茎手術は日帰りで受けることが可能になりました。しかし、たとえ日帰りで手術を受けて入院を回避できたとしても、1週間程度は術後の経過のチェックを受けるために通院が必要です。その理由は、包茎手術の後に合併症の症状があらわれる可能性があるためです。もちろん、包茎手術を行う医師は合併症ができるだけ起こらないように注意して手術に臨みますが、それでも合併症が起きるケースが稀にあります。

包茎手術の後に起こる可能性がある合併症には内出血、創部(手術痕)からの細菌感染、創部での瘢痕形成などが挙げられます。どの症状も注意が必要なものですが、特に細菌が体内に入り込むと菌が体内を移動することによって陰茎以外の部位にも異変が生じる可能性があります。

なお、合併症とは別に手術前に施される麻酔が原因で起きる症状もあるので注意が必要です。麻酔薬の副作用には血圧低下や痙攣、アレルギー反応、注射部位の皮下出血などが挙げられます。

日帰り手術後に陰茎の様子がおかしい場合はどうすれば良いか

日帰りで包茎手術を受けた場合、手術を受けたその日は問題がなくても、2~3日経過したあたりで陰茎やその周りに異変が生じる場合は稀にあります。異変に気がついたときは、すみやかに日帰り包茎手術を受けたクリニックを受診して医師に必要な処置を講じてもらうのが最良ですが、人によってはすぐに受診するスケジュールを確保できないことがあります。その場合は、通院するまでどのようにしていれば良いのでしょうか。

もし、包茎手術後の陰茎から血が出ていることに気がついたら、患部に軟膏を塗ったあと包帯を巻くなどして様子を見ます。クリニックから薬が処方されている場合は、その薬の使用を優先します。

しばらく経って血が止まったら経過観察の通院日まで様子を見続ければ良いですが、止まらないようならできるだけすぐに時間をつくって通院しましょう。化膿しているときの応急処置の手順は出血の場合とあまり変わりませんが、塗布する薬は抗生物質や殺菌消毒成分を含むものにする必要があります。

まとめ

日帰りの包茎手術においては内出血や細菌感染、瘢痕形成といった合併症に注意が必要です。合併症の有無は術後の経過観察でチェックされますが、その前の段階で合併症の症状があらわれた場合はできるだけ早く手術を受けたクリニックを受診しましょう。

もし、受診するスケジュールがすぐに確保できないのであれば、軟膏や抗生物質を含む薬、殺菌消毒作用がある薬などを患部に塗布し、包帯を巻いて保護して様子をみつつ通院日に備えましょう。

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